FDAの概要

FDAとはアメリカ食品医薬品局 - Food and Drug Administration - の略称です。アメリカ合衆国保健福祉省 - Department of Health and Human Services - 傘下に位置し、主に医療品規制、食の安全について担当しているアメリカ合衆国の政府機関です。


日本では食品等については、担当している省庁が、厚生労働省や農林水産省、経済産業省など多岐に渡りますが、アメリカでは、FDAが食品に関する責務を負っているため、FDAで一元的に管理しているとされています。しかし、食肉や鶏卵の衛生管理は農務省が担当していたりと一部例外も見られるようです。

FDAの組織構成

FDAは(少々古いですが)2005年時点では、6つのセンターと2つの事務局の計8部署で構成されていたようです。
2018年5月2日現在では9つのセンターと複数の事務局の計37部署と大規模に構成されているようです。 詳しくはこちら

構成部署 - 2005年当時 -

  1. 生物学的製剤評価研究センター Center for Biologics Evaluation and Research (CBER)
  2. 医療機器・放射線保健センター Center for Devices and Radiological Health (CDRH)
  3. 医薬品評価研究センター Center for Drug Evaluation and Research (CDER)
  4. 食品安全・応用栄養センター Center for Food Safety and Applied Nutrition (CFSAN)
  5. 動物薬センター Center for Veterinary Medicine (CVM)
  6. 国立毒性研究センター National Center for Toxicological Research (NCTR)
  7. コミッショナー事務局 Office of the Commissioner (OC)
  8. 統制問題事務局 Office of Regulatory Affairs (ORA)

HACCPを担当している部署

FDAの部署の中の、食品安全・応用栄養センター Center for Food Safety and Applied Nutrition (CFSAN)がHACCPを担当しています。CFSANは食品一般に関する安全性を追求することによって国民の健康に資することを目的としている部署です。

この部署の成果の一つにHACCP (Hazard Analysis and Critical Control Point) 危害要因分析必須管理点方式があります。

最後に

HACCPはアメリカのNASA生まれの食品衛生管理方法です。全世界のどの国よりも先行しているアメリカのFDAの動向を見ることは、将来の日本の食品衛生のあり方を先読みする上でも重要となってくると思います。ぜひHACCP JAPANで日本だけではなく海外のHACCP動向もチェックしてみてください。

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